◎思い出のワンショット

行動中、偶然出くわした思い出のワンショットがあると思う。又何回か行っているが中々撮影できないワンショットもあると思う。更にいろんな事情で1回きりしか行けなかった山行で、印象に残ったワンショットがあると思う。それらを不定期ながら掲載してゆきたいと思う。山行年度や季節が前後したり、既にアップしている写真と一部重複しているが御容赦願いたい。大きな画面で山岳写真を楽しんで欲しい。

1.塔ノ岳山頂の鹿と富士山(2009,10)

塔ノ岳に行った際、夕焼けの富士山を撮影しようとしていたら、鹿がひょっこり現れた。これは絵になると思い、カメラを構え鹿と夕暮れの富士山の構図を頭に描き、シャッターチャンスを待った。10分程待つと鹿が自分の方を向いたので何枚か撮影した。そのうちの1枚である。

2.ジャンダルムとヘリ残骸(2010,9)

単独で西穂から奥穂高縦走した際、ジャンダルム手前の岩場に山岳救助隊のヘリが墜落したことは知っていたが、その残骸を縦走路から見る事が出来て、びっくりした。救助隊も岩場での救出は命がけであり、改めて自分の行動を律した。

3.鏡池と槍、穂高連峰(2018,8)

北アルプス、新穂高温泉から双六方面に向かう途中に、鏡平小屋がある。夏はスイカが名物だ。何回か行っているが、槍穂高連峰がこんなに綺麗に見えたのは初めてだ。実はこの前日、小屋に着くまでに猛烈な雨に降られた。川を3本程渡るが、小屋の従業員が心配して、橋を渡るのを見守ってくれた。

4.春の剱沢,剱岳の山行(1997,5)

春の剱沢に剱岳の写真を撮りに行った。たまたま、ヘイルアップ彗星も近づいていたので写真に収めたかった。剱沢小屋は準備中だったが何とか泊めてもらい、ヘイルホップ彗星も撮れた。翌日、単独で剱岳を目指した。結構厳しかったが、誰もいない頂きに立った。剱沢小屋や登ってきた稜線、遠方には立山の眺めが素晴らしく、ヨーロッパアルプスを見ているようだった。再挑戦は無理だろう。

5.残雪の浅間山(2001,2)

上信越道から何百回も浅間山を見ているが、実際登山してみて、黒斑山と浅間山の残雪及び噴煙が調和するのは珍しい。更に左上には登山者が数名確認できる。マニアでないので毎年登る事は無く、良い思い出のワンショットである。

6.赤牛岳と黒岳(2008,8 2010,8)

黒岳(水晶岳)から赤牛岳~読売新道は若いころの憧れの縦走路だった。年を経て既に5回踏破したが、赤牛岳と剱岳から立山連峰、又黒岳と北アルプス以南の山の素晴らしい眺めが堪能できる気象条件は限られる。地球の丸さを感じられる1枚である。北アルプス最奥の赤牛岳は登って良し、眺めて良し、記憶に残る山である。

7.初の本格的雪山、妙高山(1973,1)

地元山岳会で正月、妙高山に登った。予め荷揚げをしての万全な体制。豪雪地帯のこの山はさすがに厳しいラッセルだった。でも山頂からの素晴らしい眺めに魅了され、雪山の虜になった。同時に雪山の怖さも知った山行だった。

8.厳冬期、甲斐駒ケ岳(1997,17)

厳冬期、関東から甲斐駒ケ岳への登頂は黒戸尾根経由が一番早い。ただ長く、危険個所もある。最近は七丈小屋も正月営業しているので楽になった。一般的には5合目小屋(今は無い)でテン泊して頂上を目指すことになる。

9.残雪のジャンダルム(1991,5)

この年、単独で岳沢から穂高連峰に入った。岳沢の雪渓上部の急斜面は厳しかった。紀美子平でテン泊し、翌日奥穂を目指した。ジャンダルムが綺麗だったのでアタックを試みた。しかしナイフリッジの厳しい雪稜で一人では無理だった。手前の二人も引き返してきた。その昔の同時期、西穂からの縦走は成し遂げたが。

残雪のジャンダルム

10.残雪の富士山(2012,5)

厳冬期、残雪期の富士山には何回か登っているが、この時は好天で、タイミングよく、頂上直下を登るグループの姿をとらえる事が出来た。6人はザイルで結んでいた。厳冬期ではやってはいけない登山スタイルである。

11.モルゲンロートの鹿島槍ケ岳(1996,5)

唐松岳より縦走し、五竜小屋でテン泊し翌朝早く、遠見尾根を下った。途中モルゲンロートに輝く鹿島槍ケ岳を見た。薄赤く輝く山容は素晴らしく、少しの間見とれていた。

12.大天井、北尾根を登る(2014,5)

5月、燕岳から常念岳を目指した。大天井の登りは傾斜がきつく厳しい。初心者のパーティだろうか、ザイルで結んでいる。この時は天候が悪化して常念岳は登れなかった。

13.志賀高原、幕岩(1975,10)

志賀高原に幕岩という訓練用の岩場がある。高さは100m程の垂直のゲレンデである。アブミを使っての完全な人工登攀である。ルートは3本ほどあり、登攀中に隣のルートを登る仲間を撮ったものである。冬場ここに取りつき、雪のついたルート上に12時間へばりつき、遭難一歩手前の経験がある。

幕岩のアブミを使っての登攀ルート

14.阿弥陀岳南稜(2013,3、2002,3)

八ケ岳阿弥陀南稜には何回か行っているが、年によって雪の量が異なり、難易度も違ってくる。核心部はP3と呼ばれるルンゼである。これを乗り切れば、阿弥陀岳の山頂は近くである。下の写真は南稜を舟形十字路から見た写真、下は赤岳から見た写真。

阿弥陀岳南稜の最後のツメ。頂上近くに登山者。

15.春の表銀座(1995,5)

単独で春の表銀座に挑んだ。夏山と同じ日程で縦走したが、とてもしんどかった記憶がある。特に三俣乗越からの槍ケ岳への急な稜線では精根尽き果てたといっても過言ではなかった。肩の小屋へは辿り着けず、殺生小屋に転がり込んだ。

燕小屋にはためく鯉のぼり

三俣乗越からの急登

16.尾瀬、景鶴山(2019,5)

夏道がなく、残雪の時期だけ入山が許される300名山である。1回目は雪が少なく、小屋から電話があり断念した。2年目は確実に登るためツアーを選択して、やっと登る事が出来た。尾瀬、龍宮小屋で二泊した。

17.5月の五竜岳(2005,5)

雪の五竜岳は因縁の山だ。正月、遠見尾根経由で3回(1985,12~1993,12)チャレンジするも悪天候で撤退。この年も単独で唐松岳から縦走して登ろうとしたが、斜面がきつく、アイスバーンで断念。初登頂は2015,5月迄待つことになる。

18.北海道、樽前山(2005,5)

樽前山は北海道の支笏湖の近くにあり、いまだに噴煙を上げている。溶岩の噴出で樽が立ったような形をしている。頂上のドームは立ち入り禁止だが周遊は出来る。高山植物のイワブクロはこの山が発祥の地で別名タルマエソウとも呼ばれている。

19.春の前穂と涸沢(2005,5)

この頃の涸沢は大勢の登山客で賑わった。涸沢には色とりどりのテントが張られ奥穂へ、北穂へアタックがなされた。ザイテングラードの横のカールは奥穂に向かう登山客で又北穂に登る東陵カールは登山客で数珠つなぎになっていた。この写真は北穂方面からの眺めである。

20.春の八ケ岳(2005,5)

春の八ケ岳には何回となく行っている。残雪の残る南八ケ岳の全貌を眺めるには権現岳が絶好の場所である。主峰の赤岳をはじめ、阿弥陀岳や硫岳も綺麗だ。又権現岳に続く縦走路には長い鉄梯子も見える。

21.ヤブ山、笈ケ岳(2017,5)

300名山で夏道の無い山は5つ程ある。その中で難関の山の1つが笈ケ岳である。5時間程の急登の後、はるか彼方に頂上があった。途中1泊か、軽装で日帰りか悩む所だが、日帰りで決行。登山はヤブが雪の下になる春の一時期に限られる。

22.バリエーション杓子尾根(2001,5)

この年、一般縦走路では飽き足らず、単独で白馬三山の杓子岳東尾根のバリエーションに挑戦した。今の様にGPSは無く尾根の取り付き探しに難儀した。杓子岳南峰の最後の乗越がきつかった。村営小屋のテン泊。白馬岳が綺麗だった。

23.谷川岳一の倉沢(1982,5)

この頃、一ノ倉沢の岩登りは盛況だった。一般的な有名ルートは岩場の下で2時間位は待つのが普通だった。その為如何に早く岩場に辿り着くかが必須の条件であった。一ノ倉沢の雪渓を先を争って登った。

一の倉沢を目指す登攀者

24.毛勝山から後立山連峰(2019,5)

剱岳から北に延びる尾根をトレースすると毛勝三山があり、その一番北が毛勝山である。300名山で、登るに夏道で11時間程かかり、大変な山である。残雪期、時間短縮のため雪渓を登った。最後の稜線手前は厳しい勾配で苦労した。後立山連峰を丁度長野側から逆に見る景色に感激した

25.春のトムラウシ,十勝岳(2011,6)

春のトムラウシに登った。この時期、登山者はおらず雪で登山道が不明確で苦労した。でも何とか頂上に立った。10時間を越す単独行であった。帰りトムラウシ温泉で疲れをいやした。帰り十勝岳の美しい姿をカメラに収めた。

26.カムイエクウチカウシ(2017,7)

300名山登山で最難関の山である。アイヌ語で「クマが転げ落ちる山」だと言う。途中の林道でヒグマと出くわし又、最初は登山道がないため、膝上の渡渉を20回以上繰り返す遡行を6時間近く。源頭は岩登り。その上のカールから稜線にかけてやっと登山道が現れた。沢の途中でのテン泊が必要。

27.本棚沢大滝(1981,6)

丹沢の沢登にもよく出かけた。有名な沢は一通り登ったが、この大滝は結構厳しかった。でもルートが読めるようになると、沢登はトップが楽しい。

28.針ノ木岳から烏帽子岳(2009,5)

針ノ木岳から蓮華岳、船窪岳、裏烏帽子を経て烏帽子小屋に至る縦走路は新鮮だ。蓮華岳の砂礫斜面に咲くコマクサが槍ケ岳をバックに素晴らしい。又池塘の点在する裏烏帽子も形容しがたい絶景だ。

29.釈迦涅槃図(2010,5)

阿蘇を登って九重連山に向かう途中の峠から、阿蘇連山を眺めるとお釈迦様の涅槃図の山容を見る事が出来る。昨年の台風で鼻の一部が崩落したとの情報もある。言われてみれば、似ている。

30.称名滝(2010,6)

富山美女平から室堂に向かう途中に、称名滝がある。落差日本一のこの滝を大日岳の登山口辺りから見ると素晴らしい。V字形に流れ落ちる2つの滝の滝壺周辺では水しぶきで周辺がもやっている。

31.九重と坊ガツル(2010,6)

九重連山の大船山に登るとミヤマキリシマとラムサール条約に指定された坊ガツル盆地と九重連山の眺めが美しい。坊ガツルの奥(画面中央)には法華院温泉がある。一度は是非訪れて欲しい秘湯出ある。

32.豆焼沢,大滝(1996,7)

奥秩父に豆焼沢と言う沢があり、そこに初心者を寄せ付けない2段50m厳しい滝がある。仲間2人とこの大滝に挑戦し、高巻きせずに完登した。上部は特に苔むした岩で最新の注意が必要だった。今までで一番ヤバかった滝登りであった。

33.剱岳(1968,8 1976,8 1990,10)

剱岳や剱沢にはよく足を運んだ。最初は白黒写真で、帰ってから夜中に現像や引伸しを寝ずでやったものだ。今は当時の機材やパット等は3階の物入れに眠っている。いつ見ても剱沢から眺める剱岳は素晴らしいの一語に尽きる。

34.白馬岳周辺と栂海新道(2015,8)

この年の夏山合宿は白馬岳周辺で行った。私は仲間と白馬から栂海新道を経由して 海抜2932mから海抜0mの日本海に向け縦走した。無人の栂海山荘も快適だった。栂海新道の売りの1つは、色とりどりの高山植物を見れる事である。

35.鷲羽の目(2004,8)

裏銀座コースの秀峰鷲羽岳、三俣山荘から見ると屏風のように立ちはだかり一瞬足が止まる。しかし、頂上からの眺めは抜群で、槍ケ岳や硫黄尾根、更に眼下には鷲羽の目と呼ばれる小さな火口湖がある。「鷲羽の目」とはよく言ったものだ。

36.鷲羽と双六小屋(2010,8)

鏡平小屋から裏銀座縦走コースの合流点に双六小屋がある。ここは北アルプス南部の縦走路の要衝の地で、水も豊富でキャンプも楽しい。弓折岳から見渡せば双六小屋と鷲羽岳、水晶岳の眺めが素晴らしい。

37.タカネマンテナ(2004,8)

日本では南アルプスの高山帯のみに咲く貴重な高山植物である。北岳で初めて出会った時は感激した。解説本では見ていても、なかなか出会えない花であった。その後何回か北岳に行っているが、この後1回しか出会えていない。

38.樅沢岳周辺の滝雲(1995,8)

弓折岳から双六小屋に向かう途中、裏銀座縦走路の樅沢岳周辺の尾根に雲が湧き、独特の雰囲気を醸し出してくれた。西鎌尾根の長い登りは本当につらい。

39.屏風の頭からの眺め(2010,9)

パノラマルートから外れ、屏風の頭に通ずる登山道がある。今は荒れてヤブコギが必要だが、そこから眺める穂高連峰の眺めは格別である。涸沢を含め、穂高連峰すべてが見渡せる。

40.中央アルプス眺望(2010,9)

木曽駒ケ岳に登って以南の山を眺めると素晴らしい。一番奥に南駒ケ岳、前に空木岳、更に手前には宝剣岳から続く縦走路、霞がかかって独特の雰囲気だ。空木岳迄遠くから見ると平坦の様に見れるが、実際は結構なアップダウンがある。

41.平ケ岳(1992,9)

昔、平ケ岳への登山は鷹ノ巣からが一般的で11時間を越す長丁場だった。しかし途中の池塘から見る平ケ岳は人を寄せ付けない威厳を誇っていた。深田久弥が沢を遡行して3日かけて登った山が実感できる。

42.大滝沢大滝(2013,8)

この沢は2回遡行しているが、圧巻はやはり最初に現れる大滝である。落差は約300mあり、下から見るとその巨大さに目を奪われる。勿論登る事は出来ず高巻くが結構厳しい場所もある。これを過ぎれば楽しい遡行である。帰りは混浴の滑川温泉に浸かれる。

43.赤木沢(1999,8)

黒部川源流の赤木沢は素晴らしい。薬師沢小屋から黒部川に入り、奥ノ廊下から赤木沢に入る。この頃は沢にイワナが沢山いて捕まえられた。沢は明るく、危険な滝もなく、楽しめる。源頭は高山植物を避けながら黒部五郎の稜線に突き上げる。

44.北岳(2005,7)

北岳も広河原や塩見方面から何回も登った。北岳から間ノ岳、塩見岳方面を眺めるのもいが、間ノ岳から北岳を眺めた方が迫力がある。3000mを越す稜線散歩が楽しめる。

45.ジャンダルム(2010,9)

ジャンダルムが秋のうろこ雲に映えて綺麗だった。ジャンダルムの頂上に立つのはあまり大変でない。写真の左側面には踏み跡がしっかりした、ジグザグな登山道がついている。前面の稜線の下りは中級以上である。

46.ウマノセ(2018,8)

西穂高岳から奥穂高岳に縦走する場合、有名な危険個所がある。1つは上の写真のジャンダルム、もう1つはこのウマノセである。ここは巻き道はなくナイフリッジを登る。初心者はザイルも必要だが、三点確保を確実にやれば問題ない。ただ高度感は凄い。

47.北鎌尾根(1993,10 1996,9)

北鎌尾根は一度は登ってみたいバリエーションである。1回目は千天の出会いの末端から(2泊3日)、2回目は大天井岳下の貧乏沢から北鎌沢へ経由で(1泊2日)。一応稜線上だが、登山道が錯綜しており注意が必要。

48.大キレット(2005,8)

南岳から北穂高岳に連なるキレット(日本語で切戸と言う)を大キレットという。これも人気でシーズンになると登山者が押し掛ける。行き違いでは時間がかかるが、ホールドやスタンスはしっかりしており、三点支持励行で通過できる。

49.不帰嶮(2007,8)

唐松岳から白馬岳の縦走する場合、通らねばならぬのが不帰嶮である。名称は少し怖いが、大したことはない。足元をしっかり見て歩けばよい。但し残雪期は別の顔を持つ。夏道は急な雪渓になり、ルートは痩せ岩峰を辿る。しかし、岩峰と雪渓の間にクレバスが口をあけこの渡りが難儀である。

50.戸隠、蟻の戸渡(2009,10)

岩峰渡りと言えば、戸隠、蟻の戸渡も有名である。現在、核心部にはエスケープ用鎖もあるが、度胸試しに是非渡って欲しい。一般的には表尾根の縦走であるが八方睨から西岳に抜けると、これを上回る難所があり面白い。ただ経験者の同伴が必要であろう。遭難者も多い。

51.瑞牆山(2011,6)

瑞牆山も良く登った。しかし雲海に浮かぶ山容はあまりお目にかかれない。何か日本の山とは思えない雰囲気がある。たまに、大ヤスリ岩でロッククライミングをしている姿を見る事が出来る。

52.赤石岳(2010,8)

荒川三山と赤石岳は南アルプスの定番縦走ルートである。一時、千枚小屋が焼失して、仮住まいの時期もあったが、千枚岳から眺める赤石岳は南アルプスの盟主にふさわしい。荒川小屋迄は楽しい縦走だ。

53.笠ケ岳(2009,8)

槍、穂高連峰の西の飛騨山塊で孤高を誇る笠ケ岳は素晴らしい山である。稜線から眺める姿は、昔の笠の形そのものである。鏡平から山頂、更に笠新道を巡る2泊3日の縦走コースは、槍穂高連峰の裏の姿も堪能できる。

54.朳差岳(2018,9)

300名山を目指すまで、知らない山だった。しかし、登るにあたって調べてみると飯豊連峰の一角を占め、面白い山という。日帰りは無理で途中の頼母木避難小屋に泊まったが、水も豊富で快適だった。

55.越後三山縦走(2014,9)

八海山神社から入り、途中、千本檜小屋、中の岳避難小屋に泊まり三山縦走して元に戻った。最大の山場は、八海山の岩稜帯とオカメノゾキの痩せ尾根の急登降である。体力とそれなりの縦走技術が要求される。

56.針ノ木,蓮華岳(2001,9)

扇沢から登って、最初の宿なる種池山荘から針ノ木岳、蓮華岳の眺めが最高である。雲海が裾野を覆うと両山が際立って見える。後方には裏銀座の山が連なっている。

57.大杉谷下降(1989,10)

初めての紀伊半島の山だった。深く切れ込んだ大杉谷の下降で、途中の桃ノ木小屋に泊まった。このルートは幾つかの有名な滝を見ながら下るルートで、結構ヤバイ場所もある。遥か峰から何段にも流れ落ちる滝は見事だった。

58.一ノ倉沢(1995,10)

一ノ倉沢へは写真だけを撮りにも何回か通った。これは斜光を狙った一枚である。丁度衝立岩からコップ状岩壁にかけて陽が当たっている。これを狙って同様なカメラマンが待機していて、望みの1枚の為にチャンスを待っている。

59.八ケ岳(2005,10)

青年小屋から権現岳経由で天女山への縦走は何回か行っているが、雲海に覆われ始めている南八ケ岳の山々は簡単には見られない。残雪期も魅力だが、秋山でも条件が揃えば、絵になる。

60.大源太山(2009,10)

谷川連峰の馬蹄形縦走路の七ツ小屋山から派生する尾根の奥に東洋のマッターホルンと言われる大源太山がある。頂上に立つには頂上直下では三点確保が必要である。この頂に切れ込む大源太北沢の沢登りも楽しい。

61.紅葉の栗駒山周辺(2008,10)

栗駒山及び登山口である須川温泉の紅葉は見事である。麓から山頂の斜面が見事に紅葉し、素晴らしい眺めである。山へ登らなくても、須川温泉に泊まりこれを眺めるだけでも堪能できる。栗駒山は春の高山植物も豊富である。

62.旭岳(2012,10)

同様な山名はあちこちにあるが、これは那須の旭岳である。三本槍岳から甲子温泉に向かう縦走路から少し外れるが、登っても景色は良し、又縦走路から眺めた山容のすばらしさは、紅葉と相まって那須連山の一角に鎮座し、孤高を保っている。

63.槍ケ岳(2001,10)

天気の良い早朝、奥穂高岳へ登る途中、振り返ったら槍ケ岳が綺麗に見えた。陰影の調和が良い、槍ケ岳の後方には北アルプス以北の山々が後方に見える。

64.小朝日岳(2009,9)

大朝日岳からの帰り小朝日岳の紅葉が綺麗だった。岩壁にへばり付く樹木が赤や黄色に色ずいてコントラストが見事だ。この時期は小朝日に登らずに斜面をトラバースして帰る事ができる。

65.梅ケ瀬渓谷の紅葉(2012,11)

養老渓谷駅からほど近い場所に、梅ケ瀬渓谷がある。秋は渓谷の紅葉がとてもきれいだ。特にモミジが沢山有り、渓谷や林道も含め素晴らしい。渓谷の奥には旧日高邸跡があり、そこから大福山に登れる。

66.那須の紅葉(2006,10)

那須の北温泉から中の大倉尾根を登ると、朝日岳の紅葉と手前の笹のコントラストが美しい。三本槍岳の紅葉も良いが、ここからの朝日岳の眺めは最高である。ただ、時期を見極めて行かないとがっかりする。

67.涸沢の紅葉(2008,10)

涸沢の紅葉も見事である。小屋の手前の赤と、涸沢槍を中心とした白い砂礫と草紅葉、もう少し時間が経つと稜線に雪が積もり、三段紅葉になる。しかしこの時期、小屋は大混雑し泊まるのが大変である。

68.裏妙義と浅間山(1997,10)

表妙義山から見た裏妙義山と浅間山である。裏妙義の右端のコブが丁須の頭である。一寸紅葉の時期は過ぎたが、4段の山並みが綺麗だ。

69.白峰南稜(2013,10)

農鳥岳から南に伸びる稜線を白峰南稜という。そこを南下して笹山に至るコースの縦走も楽しい。ただ点線ルートなので地図読みは必要である。ただ、今まで見る景色とは違った山容が楽しめる。

70.奥入瀬渓谷(2011,10)

十和田湖に源を発する奥入瀬渓谷も渓谷沿いを歩くと素晴らしい。黄色や赤の紅葉と清流の調和が絶妙で、秋になると観光客が絶えない。

71.槍ケ岳(2011,11)

常念岳に槍ケ岳の写真を撮りに行った。まだ11月は深雪にはなっていない。大喰岳、中岳と共に槍ケ岳が綺麗だった。

72.丹沢山塊(2010,2)

丹沢でも2月になると雪が降り、雪山登山が楽しめる。場所によっては60㎝を越す積雪量になる。写真は塔ノ岳から蛭ケ岳方面をながめた写真である。

73.八ケ岳三景(1995,12 2001,12)

八ケ岳は雪のある時期良く登った。しかし、撮影の機会に恵まれるのは僅かである。強風の時もあれば、青空と雪山がマッチして、素晴らしい景観を提供してくれる時もある。近くていい山だ。

74.白峰三山(2007,12)

夜叉神峠周辺は白峰三山の撮影のもってこいだ。近くまで車で入れるし、1時間程で峠につく。晴れた日は白峰三山の眺めが、抜群である。

75.明神岳二景(2009,12 2010,12)

明神岳は簡単には登れないが、眺めるにはいい山だ。梓川の登山道から見ても良く、又徳本峠から見ても人を寄せ付けない岩稜が荒々しく、美しい。

76.槍、穂高連峰(1995,12)

正月の槍ケ岳に挑戦した。この年は大雪で初日、滝谷避難小屋までしか到達できず。更に3人ではラッセルが追い付かず、奥丸山で無念のリタイア。本ルートからの正月の槍ケ岳登頂は、5年の時を経て、2000年に雪辱を果たした。

77.涸沢岳(2001,12)

この時期雪山に情熱を注いだ。奥穂高岳を目指して赤岳や谷川岳で訓練を積み、涸沢岳西尾根から奥穂高を目指した。当初天候は良かったが、涸沢岳に到達する頃には吹雪となり、奥穂高までは到達できなかった。

78.谷川三景(2001,12 2014,3)

谷川岳近辺の山へは良く登った。特に白毛門へはラッセル訓練で毎年のように通った。しかし晴れて撮影に適した条件は30%前後である。条件が整えば素晴らしい雪山の写真が手に入る。

79.爺ケ岳、鹿島槍ケ岳(2014,3)

久しぶりに本格的な雪山である、爺ケ岳を目指した。トレースは無く、昔鹿島槍に登った記憶を頼りに尾根に取りつく。主稜線に出れば、後は力任せのラッセルである。頂上から鹿島槍が綺麗だった。

80.ジョウゴ沢(1985,2)

氷瀑も少しは経験した。八ケ岳、赤岳鉱泉から硫黄岳に向かう途中に、ジョウゴ沢がある。その一番奥が大滝である。完全結氷し、庇の様に滝がせり出す。見るだけでも楽しい。後年滝の右端を登った。

81.袋田の滝(1981,2)

袋田の滝は観光地としても有名だが、この当時は結氷すれば、氷瀑登攀の訓練もできた。今は殆ど結氷しないし、又禁止されているらしい。ここで戯れた思い出がある

82.鋸岳(2012,4)

鋸山は300名山に含まれており、登らざるを得ない。甲斐駒からの縦走も魅力だったが、とりあえず登っておきたかった。木曽駒ケ岳の帰り、角兵衛沢から頂上を目指した。稜線は狭く苦労した。

83.鹿島槍ケ岳、五竜岳(2013,5)

晴れた日の唐松から五竜岳、鹿島槍ケ岳の眺望は素敵だ。雪解けが進み、岩肌が見え始めており、コントラストが綺麗だ。

84.北岳、間ノ岳(2009,1)

冬の甲斐駒ケ岳に登って、稜線の奥に連なる北岳、間ノ岳、農鳥岳の稜線を眺めると厳しかった黒戸尾根の苦労が報われる。そして冬の北岳の頂上にもう一度立ちたいという誘惑にさいなまれる。

85.三ノ沢岳(2012,4)

中央アルプスの三ノ沢岳も美しい山である。特に雪につつまれると、その存在感をいかんなく発揮する。又多くの高山植物がみられることでも有名でもある。

86.赤岩尾根のラッセル(2010,1)

冬の北アルプスに入山するには正月が最適だ。ラッセルドロボーが期待できるから。この掟を破って、1月中旬に赤岩尾根経由で鹿島槍ケ岳に挑んだ。林道の歩行だけでも夏の4倍もの時間を要し、赤岩尾根では胸ラッセルだった。荷を軽くして臨んだが、ベース地高千穂平までも行けなかった。

87.鹿島槍ケ岳、五竜岳(2020,2)

冬山に登る体力が落ちてくると、写真だけでも取りたくなる。北アルプスの撮影ポイントを求めて、長野市や小川村、大町市等を巡った。実家の近くでは小川村が良好。足をのばせば大町山岳博物館の裏山の展望が最適だ。

88.五竜岳(2011,2)

八方尾根から見る五竜岳も美しい。陰影の出来た雪稜、ヒマラヤヒダも現れている。この時期唐松岳から五竜への縦走は危険なトラバースに注意が必要。  

89.唐松岳(2011,2)

2月になると天候も落ち着いてきて、登山には適期と言える。しかし、八方尾根はガスが出ると危険なバカ尾根である。ルートファインディングをしっかりやらないと危険である。

90.谷川連峰(2019,3)

白毛門に登る途中、谷川連峰が一望できる場所がある。勿論白毛門まで登れば見えるが、行き着けない場合の方が多い。山岳小説で、冬の一ノ倉沢初登攀や遭難事例等が事かかない魔の岩壁で有る。

91.聖岳(2008,12)

この年の正月も天気に恵まれ、薊畑手前にテントを張り、軽装で聖岳を往復した。斜面は雪は少ないが、アイスバーンで滑落すると下迄落ちる。その為ザイルは使わず、自己責任で登る、山頂から赤石岳等が綺麗だった。

92.北岳(2012,2)

鳳凰三山からの北岳の眺めは素晴らしい。地蔵岳に近づく程その迫力が増す。厳とした佇まいは容易に登山者を寄せ付けない。昔、正月に池山吊り尾根を辿り北岳の頂に立った事を思い出す。

93.白毛門(2014,12)

12月の恒例行事は白毛門のラッセル訓練で始まった。天気の良し悪しにかかわらず12時をタイムリミットで行動を中止し、下山を開始した。その為登頂の確率は2割程しかない。この年は頂上が綺麗に見えた。

94.常念岳(2012,11)

三股のゲートが締まる11月中に、よく蝶ケ岳や常念岳に登った。この年は雪が深く、蝶ケ岳ヒュッテ迄行けず、途中でビバークした。蝶ケ岳から常念岳迄は行けず写真だけ撮った。

95.カラパタール(2002,11)

会社を終えて、まず目指したのがヒマラヤトレッキングのカラパタールである。19日間、ヒマラヤのスケールの大きさ、迫力に圧倒された。まだ政情も安定しており、現地人に触れ、エベレストをはじめ、有名な高峰を思う存分堪能できた。

96.雪山(2012,4)

会の記念行事で台湾の雪山に行ってきた。台湾で2番目に高い。勿論雪は無い。シャクナゲが綺麗であった。又下界で食べたホイコーローがとても美味しかった。

97.インドヒマラヤ(2012,7)

インドヒマラヤのジープトレッキングに行ってきた。ニューデリーから車で10時間。麓の山荘に泊まり、後はジープで高所を巡る。高山植物が綺麗だった。道が悪く、乗っているだけで疲れた。

98.キナバル(2013,3)

東南アジアで一番高い山、キナバル山に行ってきた。標高は4095mである。ボルネオ島にあるこの山の名前は知っていたが、登るチャンスが来るとは思っていなかった。結構ガイド体制もしっかりしていて、楽しいツアーだった。

99.玉山(2015,4)

台湾の最高峰、玉山に登った。近くでありながら富士山より高い山の登頂、やっと実現できた。ここも入山規制が厳しく、1日に登れる人数が決まっている。頂上直下は岩場で鎖が続く。

100.漢拏山(2017,5)

韓国済州島の漢拏山に行ってきた。あまり著名な山でないが、済州島には興味があった。火山島で、山から水の流れる川がないらしい。帰り刺身を食べたが美味しくなかった。